1999-02-10 第145回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
もうこの段階で私は正常じゃないなというように思ったわけでありますが、紙という性格上、市況産業でございますので大変変動が激しい、だから損益が落ち込んだときに株の含み益を出して損益を平準化したいんだ、だから、大変な量にもなっておるのでこれを売り上げにさせてくれ、このようなことを言われたことがあります。
もうこの段階で私は正常じゃないなというように思ったわけでありますが、紙という性格上、市況産業でございますので大変変動が激しい、だから損益が落ち込んだときに株の含み益を出して損益を平準化したいんだ、だから、大変な量にもなっておるのでこれを売り上げにさせてくれ、このようなことを言われたことがあります。
近海船につきましては、先ほども申し上げましたように、これは非常に市況産業でございますので、今後景気の回復、それから国際海運全体といたしましての船腹の需給バランスというようなものが影響いたしますので、現在のところ確たる見通しを申し上げられる段階ではございません。
いわゆる典型的な市況産業でございます。その製品である綿糸の販売価格は、原価や生産業者の意思で決定されるのではなくて、産品取引所の相場が売り値になる仕組みでございます。しかも、他の工業製品には類を見ない先物取引が主体になっております。このため、採算面とは全くかかわりのない市場相場での売買が行われるという市場のメカニズムになっております。
○真島政府委員 確かに、内航海運も市況産業でございまして、時の景気変動によりまして、いまおっしゃいましたようなスポット的なもの、そういうものが火を吹くとぐっと運賃が上がり、船腹需給が締まってくるというような状態は過去にもございましたし、これからもあるだろう、このように考えております。
そこへもってきまして、従来からの歴史的な原因といたしまして、日本の繊維産業の特徴といたしまして、いわゆる川上、川中、川下という構造がございまして、繊維産業自体が横断的に切られておりまして、それが輸出産業という性質とも絡みまして、きわめて国際的な景気変動と絡みまして市況産業的色彩を非常に帯びておる、いわゆる市況を目当てに生産をするということで、実需と必ずしもマッチしないところの生産が行われる体質にあるというところに
典型的な市況産業でございまして、かつ非常に過当競争体質の強い平電炉の場合には、こんな巨大な過剰設備の圧力のもとでは、とてもではないが、長期に見ての市況の安定と採算のある程度の回復というものは期待できるわけがないわけでございます。しかもこの産業は、非常に巨大な累積欠損を抱え、超過債務を抱えておる。
をいただいて勉強しておりますと、さっき申しましたように、能力の削減をやるということはすでにわれわれやらざるを得ないと思いますので、この面については問題ございませんが、財政援助をしていただく場合に保証が要るようなことが原則になるかのように承っておりますが、この件については、いま申しましたような特殊な事情にありますものですから、弾力的に運営していただくようにお願いすることと、もう一つ、御存じのように、市況産業
もう一つ、あわせて合成繊維が市況産業である、国際的な市況産業である、しかも六〇%輸出しておるという状況で、国際競争力を著しく失っておるという状況に見られます。一両日の状況を見てみましても、大変国際競争力を増しているところのアメリカが、東南アジアあたりの市場の一割ほどをすでにもう奪っておるというような状況で、これはもう将来展望として大変なことだと。
いま何せもう完全な疲弊の状況でございますので、緊急避難という意味、輸入規制も若干それに近いわけでございますが、そういった意味でとりあえず外はこう、内はカルテルと過剰処理というかっこうで、御承知のように、市況産業でございますので需給を合わすというかっこうにとにかくウエートをかけてやるという現状でございます。
○澤田政府委員 ごもっともな御指摘でございまして、従来公取委員会は、不況カルテルの認可に当たりまして、法律の要件を十分検討いたしますとともに、カルテルの期間についても実情に合うように努力してまいっておるのでございますけれども、いろいろいわゆる市況産業というようなものもございまして、商品によっては価格の変動が非常に激しいというようなものもありまして、御指摘のように小刻みに過ぎたかと思うような例もあったかと
近畿地区においては、家電下請は好況でございますが、親企業への納入単価は厳しいと言われ、また同地区に多い繊維、鉄鋼、化学、木材等の中小市況産業は回復がおくれております。
一つは、紡績は市況産業でございまするので、消費需要の喚起ということについて特にお願いを申し上げたい。 次に、第二点は金利負担の軽減ということでございます。 昨年から四次にわたる公定歩合の引き下げその他不況対策が実施をされましたけれども、回復の足取りがまことに重く、現時点ではいまだ市況好転の兆しが出ておりません。
そうすると、エネルギーなり、燃料が値上がりするということになりますと、電力やガスというような公共料金は、独占企業ですからすぐに上げられるかもしれませんが、たとえばわれわれのやっております——私は人造繊維の製造を経営しておるわけですけれども、こういうものは世界的な市況産業で、どこも同じ物をつくって、自由に国と国の間で貿易が行われておるわけでございますから、たとえば燃料が上がり原料が上がって、その分だけを
したがって、そういう一物一価といいますか、同時期に同じ幅の価格の上下動がある、特に個性のない市況産業の物資についてはそういうことが顕著であります。そういうものに対して、意識的平行行為というようなことを学者の方が表現されているような目で見ていくということは、原価公開思想に通ずるもので、経済の市場原理のメカニズムから言うと好ましくないというのが私どもの考え方でございます。
特に繊維産業はいわゆる市況産業といわれておりますものですから、非常に景気の動きに敏感でございます。そういうようなことで、仮需要によってこの明るさが出てきているのか、その辺等やはり慎重に見きわめる必要があろうかと思いますけれども、全般的にあるいは概論的に申しますれば、回復の兆しがあり、明るさが見えてきた、こういうふうに考えてよろしいのではないか、こういうふうに考えております。
ただいま先生からお話がございましたように、繊維は非常に市況産業で、景気の変動に敏感でございます。戦後、何回か日本経済は不況期を体験してまいりました。
わが国の場合は繊維製品が中心となっておるわけで、これはわが国の繊維産業の構造自体の問題として、また、市況産業としての位置づけをしてきた政策上のある意味での欠陥じゃないかと私は思うわけです。
ところがわが国の場合は、繊維製品がその取引の中心になっておりますし、このことは、日本の繊維産業の構造自体、あるいはまた市況産業としての位置づけというものの中から当然生み出されてきた政策上の欠陥に根ざすものではなかろうか、そういうふうに私ども考えておりますので、ぜひ今後とも取引所のあり方につきまして抜本的な検討を進めることを、これまた切にお願いする次第でございます。
ところが、わが国の場合は繊維製品が中心でありまして、これはわが国繊維産業の構造自体の問題であり、市況産業としての位置づけをしてきた政策上の欠陥にもあるわけでございますので、今後とも取引所のあり方につきまして、抜本的な検討をあわせてお願いしたいと思います。
その原因はまたいわゆる繊維産業の市況産業性というところに大きな原因があるかと考えておるわけでございます。さようなところから、今回の構造改善事業におきまして、それぞれ分断されております製造工程、これを連携共同させることによりまして消費者需要の動向に即応した生産体制につくり直していこうといったことでございますので、この方向でかなり繊維産業の市況性というものは脱却できるかと思います。